Last Updated on 2025年5月29日 by akito1012
こんにちは、あきとです。
目次
はじめに:転職はファッショントレンドにあらず
キャリアチェンジって、単に職場が変わるだけじゃないんですよね。
ファッションみたいに外見だけご立派にするわけではない。ラベルを貼り替えるだけじゃない。
中身も含めて様変わり!な世界ですからね。
今回は、そんな質的変化にフォーカスして、ぼくが得た「学び」や「価値観の変化」について、大きな3つのポイントから話してみたいと思います。
「探索のアンテナ」を張る
座して待つ⇒狩りに行く
まず一つ目は、「感性のアンテナを常に働かせること」の重要性ですね。
公務員時代って、良くも悪くも、やるべきこと(What)も、やり方(How)も、基本的にはマニュアルや前例で決まっていた。だから、頭で考えるというより、指示通りに「手を動かす」ことが中心だったんです。
それはそれで安定感はあったけど、どこか「下僕として動いているだけ」みたいな感覚もあって。
でも、コンサルに来て叩き込まれたのは、「情報を自分で掴みに行く」ということ。
「動かされる前に、動く」ということ。
曖昧模糊⇒設計と具体化
PMからの指示って、結構曖昧なことも多いんです(笑)。
「クライアント内のメンバが有する知識をソリューションとインダストリの二つの観点で整理しスライドを作成して」「BPRで工数調べるからひとまず契約調整に関連する業務を洗い出してExcelでまとめてね」とか。
でも、それを具体的なアクションに落とし込み、最終的な成果物に仕上げるためには、どんな情報が必要で、それはどこにあって、誰からどうやって聞き出すのか…全部PMと自分で設計しなきゃいけない。
当然、マニュアルなんてない。むしろ、自分がその「やり方」を作るくらいの意識が必要なんです。
この、与えられたタスクを具体的なアクションに分解し、必要な情報を自分の「アンテナ」で察知して集め、PMやクライアントと一緒に成果物を作り上げていく「創造的な過程」。
これが、めちゃんこ面白い。
自分が本当に「仕事を動かしている」っていう具体的な実感と、仕事への「没入感」は、公務員時代とは比べ物にならないです。
種類も求められてることも違うから、そりゃ当然ですけども。
仕事の「3T」を意識する:タイム・タスク・ターゲット
二つ目は、「3つのT」を常に意識するようになったこと。これは、タイム(Time)、タスク(Task)、ターゲット(Target)の頭文字。
- タイム: いつからいつまでに、その作業を終わらせるのか。
- タスク: 具体的にどんな作業を、どのくらいの粒度で行うのか。
- ターゲット: その作業の目的は何か、PMやプロジェクト全体の目的にどう合致するのか。
公務員時代は、ある意味、ベルトコンベアー式に流れてくる作業をこなす感じだったけど、今は違う。
常にこの3Tを意識して、「なぜ今この作業をするのか」「それは何のためか」「いつまでにどこまでやるべきか」を自問自答しながら仕事を進める。
これやらないと、次から次に降ってくるタスクに埋もれて、「今、自分、何やってんだっけ?」ってなっちゃう(笑)。
目的のない活動、例えばただPC開いてメールやチャットをぼーっと眺めてる、みたいな時間が一番嫌いなんですよね、実は。
だからぼくは、Outlook上ですべて管理してます。
たとえば、「今からXX分でXXプロジェクトのXXに関する資料作成をXXページまで終わらせる。ファーストドラフトとしてPMに提出後、10分でレビューをもらい、追加XX分でセカンドドラフトまで仕上げる」的な。目的も考えながらですね。
※最近は、3Tを決めた後の作業自体はGeminiとかGensparkに投げることも増えてきました
お金は「付録」?:仕事の価値観の転換
三つ目は、「お金」に対する捉え方が大きく変わったこと。
大学生の頃のぼくは、かなりひねくれてて、「仕事なんて所詮カネのため。資本家に搾取される労働でしょ」くらいに思ってた(苦笑)。別にマルクス主義者じゃないけどね。
でも、実際に社会に出て、今の会社で働いてみて、仕事っていうのは、社会の様々なニーズや、もっと下世話に言えば「欲望」を満たすことなんだなって気づいたんです。それって、自分の欲望を満たす趣味とは全く違うベクトルの話。
で、やはり人間は社会的動物というアリストさんの言葉は的を射ていた。社会に没入できないと、人間としての活力が湧かないもんなんですよね、なぜだか。
だからぼくは、その社会と接点を持てる、社会の欲望を充足できる、そういう仕事に邁進したいと思ってるんです。
以前は「生活の糧になればいいや」っていう、どこか消極的で浅はかな考え方だったけど、今は「仕事そのもの」がメインディッシュで、お金(給料)は、そこに付随してくる「付録」みたいな感覚。
論文で言えば、本文が仕事内容で、参考文献が給料、みたいな?
もちろん参考文献も大事だし、ルール通り書かなきゃ論文として成り立たないけど、主役はあくまで本文。お金も、参考文献みたいなもんかなって。
仕事が生き甲斐!というご立派な考えではありません。前のめりに取り組める暇つぶしでお金を稼げる、みたいな感じですかね。暇つぶししてたら、「あ、お金も付いてきたわ」というイメージ。
補足:刺激的な暇つぶし
人間って、結局、暇と退屈に耐えられない動物。
常に何かに没入していないと、心が枯渇しちゃう。
その没入対象として、自分も社会もハッピーになれる(かもしれない)「仕事」は、割とベターな選択肢。
なぜなら、
1 外的な圧力(対人関係による緊張感や切迫感=「精神的な外圧」が退屈を退けてくれる)
2 抽象的な貢献性(自分の働きにより、自分以外の他者も他社も利益を受ける。具体的な欲求を満たす趣味とは違い、自分が広く環境に寄与している実感をもてる)
圧力と貢献。この二つが、仕事の二面性であり、程よく日常に刺激を供給してくれてるのかなと思います。
コンサルという外圧
今のコンサルの方が、前職よりも、明らかに前のめりに仕事をしてる実感があります。喰らいついてる、という感覚です。
というか、自分で動かないと、PMに見放されて、アベイラビリティが増えて、自主退職になる笑
だから、雑談が苦手でも、1人クライアント先に乗り込んで、あれやこれやインタビュして、根気強く情報を集める。
こういうプロセスのおかげで、退屈を感じる暇もなく、健やかな生活(ぼく視点)を営めてるのかな、なんて思ってます。
まとめ:キャリアチェンジは、自分アップデートの好機
というわけで、この「感性のアンテナ」「3T意識」「お金は付録」っていう3つの大きな学びと価値観の変化が、ぼくのキャリアチェンジの最大の成果かな、と思いました。
価値観って、確かに人から与えられるものもあるけれども、自分が日々の行動や選択の中から発見する物なんだなと、つくつぐ思います
これらは、公務員時代には得られなかった、今の自分を形作る上で、すごく大切なものになっていますね。
補足(20250528)
あ、今日PMに叱られたので、嬉しかったです。
馴れ馴れしいのは鬱陶しいから、ストレートに指摘してくれるボスはありがたいですな。




コメントを残す