人間は「愚か」である:漸進的変化こそが、我々の日常を守護する唯一の道である

Last Updated on 2025年11月9日 by akito1012

はじめに:理想論の「沼の底」から、現実へ

こんにちは、あきとです。

これまで2本の記事で、我々の日常を支える「暗黙知」の脆さと、それを無視した「青臭い正義感」がいかに危険であるかを論じてきました。

理念だけが一人歩きし、具体的な手順を欠いた議論が行き着く先は、常に「沼の底」です。

しかし、移民政策は、絵に描いた餅では済まされない。そこには、生身の人間の生活が、かかっているからです。

では、仮に、百歩譲って、それでもなお、我々が移民を受け入れなければならないのだとしたら。

その時、我々は、どのような態度で、この問題に向き合うべきなのか。

今回は、その唯一のあるべき、いえ、あってほしいと願う道筋について、語りたいと思います。

大原則:人間は、根本的に「愚か」であると知る

全ての議論の出発点として、我々は、一つの事実を認めなければなりません。

それは、人間という存在は、根本的に愚かで、誤りやすく、頭が悪い動物である、ということです。

「自分たちの言っていることは、きっと正しい」「自分たちには、見えていないものなどない」。

そうした過信こそが、歴史上、数多の悲劇を生んできました。

18世紀の思想家エドモンド・バークが指摘したように、急進的な変化は負の遺産を残す。

一番の負の遺産は、「後戻りできない」ということ。

再設計はできない、後悔することしかできないということ。

だからこそ、靄がかかったような、暗闇の森の中を暗中模索するような制度設計のプロセスは、足の踏み心地や歩行距離を確認しながら進めなければならない。

人の生命、身体、財産といった、最も「センシティブな領域」に関わる変化は、ゆっくりと、慎重に、漸進的に進めなければならない。

これは、臆病なのではありません。

人間の「愚かさ」に対する、最も知的で、誠実な態度です。

具体的な制度設計なき理想は、「政治家の暴挙」である

理念は、立派です。

しかし、素晴らしい理念も、それを実現するための具体的なロードマップがなければ、危険な凶器と化す。

「移民を受け入れ、多様な社会を創る」。素晴らしい。

では、そのために、

  • どのようなマイルストーンを、どのような時間軸で、クリアしていくのですか?
  • 起こりうるリスクを、どう想定し、どう対処するのですか?
  • 他国の成功事例(てか、経済移民や同レベルの移民を受け入れて発展したアメリカとカカナダ以外に成功した国ってあるのかしら??)と、それ以上に多い失敗事例から、何を学びましたか?
  • 真面目な日本人と、真面目な外国人の双方を、無法者から守るための法律は、どう設計するのですか?

こうした具体的な「制度設計」なきまま、ただ「可哀想だから」「助けてあげよう」といった感情論や、青臭い正義感を基準に政策を語るのは、サステナブルではない。

というか、もはやそのレベルの話ではない。

それは、国民の生活に対する、政治家の「暴挙」であり、許されざる結末を招きかねない、極めて危険な傲慢に他ならないのです。

何をすべきか、よくわからん。それが移民政策。

では、どうすべきか。

もし、どうしても、というのであれば、「性悪説」に基づいて、小さな規模で、ゆっくりと試していくしかありません。

失敗しても、その原因を特定し、次に活かせるような、緻密なプロセスを組む。

もし、礎が揺らぐような兆候が見えれば、すぐに元に戻せるような、可逆性を担保する。

それは、イギリスが「名誉革命」で成し遂げたような、歴史的で、具体的で、漸進的な変化です。

決して、理念が暴走したフランス革命の轍を踏んではならない。

我々が守るべきは、聞こえの良い理想郷の実現ではありません。

え?いらなくね、移民政策

ぼくの結論は、いらない、です。

移民政策は必要ないです。

ここでの移民政策とは「なんか労働者足らないし、人も少ないから、とりあえず外国から人を連れてこよう。そしてその人をそのまま日本に住まわせてあげちゃおうぜ、別に日本語とか滞在年数とか求めなくてよくね」的な政策です。まあわかりやすく言うと、外国人労働者及びその家族に媚びている気持ち悪い政策のことを指します。

小難しく言うと、「人口維持を目的として、一定規模の外国人やその家族に無期限の在留資格(永住権など)を積極的に与え、社会全体に占める外国人の比率を大きく変えていくような政策」らしいです。

必要なのは、エチケットもマナーもルールも法律も守れない不誠実者から、我々(遵法者)の生命身体財産名誉を守るための政策です。

子供たちが遊ぶための公園を公然とモスク同然の使い方で利用したり、寝静まった住宅街の近くに立地するコンビニで奇声と雄叫びと咆哮を上げ続けたり、そういう地域の暗黙知を理解できない不誠実者から秩序を防衛するためのモニタリングシステムが肝要なわけです。

世界には、思いもよらぬ方法で、我々が蓄積してきた資金や土地を食い散らかす軍団がいます。

その捕食本能を、実行に移させないためのハードルを設けること。

放っておいても、どんどん不誠実者がどんどん入ってきちゃうわけですから、まずはそのマイナスをゼロにするための政策を考えないことには、外国人共生みたいな夢物語を語る資格はありませんな、と思っちゃってます

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