キャラ作りと雑談欲求:リモート時代にあえて「オフィス」を選ぶ理由(前編)

Last Updated on 2025年5月31日 by akito1012

はじめに:「あいつ、また会社にいるな」の裏側

こんにちは、あきとです。

リモートワークが当たり前になりつつある昨今、「え、なんで今日も出社してるの?」なんて言われることも少なくない今日この頃。

ええ、ぼくはリモート可能な環境にいながらも、結構な頻度で、というかほぼ毎日、オフィスに出社している派です。

公務員時代もそうだったし、民間移った今も、そのスタイルはあまり変わっていません(笑)。

「家の方が楽じゃない?」「通勤時間もったいなくない?」いろんな意見があるのは承知の上。

でも、ぼくにはぼくなりの、あえて「出社」を選ぶ理由があるんです。

今回は、そのちょっとしたこだわりについて、いくつかお話ししてみようと思います。

「出勤してるキャラ」という無言のメッセージ

まず一つ目、これはちょっと自意識過剰かもしれないけど、「あいつ、ちゃんと会社に来て仕事してるな」っていう「出勤してるキャラ」を、周囲に定着させたい、というのがあります。

全く顔出さないと、「あの子、ずっと家にいるのかな?」「本当に仕事してるのかな?」、「暇な時とかゲームしてんじゃね」みたいな、余計な邪推をされる気がして、それが少し鬱陶しい。

被害妄想、乙。

もちろん、家で仕事をしていても成果は出せる。

でも、物理的にオフィスにいて、MTGで(たとえ当たり障りのないことでも)発言している姿を見せることで、「ちゃんと参加してるよー」というアピールにもなる。

これは、目に見えない信頼残高を積み上げる、地味だけど大事なことなのかな、と。

この「あいつ、いつもいるな」という認識が、僕にとっては一種の安心感に繋がってるんです。

フルリモートだと、会社という「支配下」(視線の支配下、とも言うかな)から外れて、本当に「マリア」になっちゃう気がして。

キャラの確立と維持に勤しむ毎日であります。

「家だと、脳が暗くなる」:景色の変化が病みを削ぐ

心配性

二つ目は、家だとどうしても塞ぎ込んじゃう、ということ。

同じ景色、同じ空気の中にずっといると、思考もなんだか堂々巡りになって、脳が暗くなってくる感覚があるんです。

ぼくは、自他ともに認める(?)心配性。

だから、一人で静かにしていると、余計なことまで考えすぎちゃう。

その点、出社すれば、通勤の道のりも、オフィスの雰囲気も、周りの人の動きも、常に小さな変化と刺激がある。

それに、「みんなもこうやって頑張ってるんだな」っていう、ある種の連帯感みたいなものを勝手に感じて、「自分だけが大変じゃない」っていう安心感を得られる。

ユニーク:プライベートとパブリック

プライベートなことであれば、行動の責任はすべて自分に向けられるため、特段の不安感は覚えないのが事実。単体で悩み苦しむ一人旅、こういうユニークな体験は病みつきになります。

しかし、これはあくまで、プライベートな話です。

こと仕事に関しては、特に他者との関係性が重要になる場面では、過度な孤独は緊張感や不安感を増幅させちゃう。なぜなら、自分のアクションが他者/他社/自社に多大なる影響を与えるから。

だから、一緒に働く職場のメンバとか、他労働者と同じ時間や空間を共にすることで、「自分もみんなも同様に努力して苦労しているのだ」と自分に語り掛けることができる。

そうして、自分の中の不安感を、緩和させようとしているのかもしれませんな。

リモートという「保険」があるから、出社も頑張れる

もちろん、毎日絶対出社!というわけでもないんです。

「昨日の夜3時まで洋画見てて、朝めちゃくちゃ眠い…出勤ダルいなぁ…」とか、「今日は誰とも顔を合わせたくない…」みたいな日も、月に一度くらいはあります(笑)。

そういう時は、無理せず本能に従って、家でリラックスしながら仕事をします。

この「リモートもできる」という選択権があるのは、本当にありがたい。

無理して出社してパフォーマンスが落ちたり、体調を崩したりしたら元も子もないですからね。

この選択肢があるからこそ、普段の出社も前向きに捉えられる、という側面は確実にあります。

イレギュラーな日、と割り切れる。

「ねえ、これ聞いていい?」が言いたい!言葉の発散欲求

欲求の抑止でストレスじわり…

そして、これが結構大きいんですけど、「言葉を発散したい」という欲求。

プロジェクトを進めていると、些細なことでも「これ、どうなんだろう?」って疑問が湧いて、すぐに誰かに聞いて解決したいタイプなんです、ぼく。

でも、30秒で終わるような確認を、いちいちTeamsチャットで「お忙しいところ恐れ入りますが…」なんて前置きつけて聞くのは、相手にとっても自分にとっても非効率。

そもそも、返信が遅すぎて聞く気が失せることもありますしね。いろいろと、めちゃんこ鬱陶しい。

こういう、「聞きたいけど、まあいっか…」って諦めてしまう小さなモヤモヤが溜まっていくと、徐々にストレスになる。

「話せなかった!」「言いたいのに!」みたいな。口で直接しゃべりたいのに!みたいな。

この「発散欲求」を満たす最適な手段が、やっぱりオフィスでの対面コミュニケーションなんです。

チャットだと、どうしても文章を考えて、相手の時間を気にして…って、余計な工数がかかる。

あ、今いいすか。という温度感が好き

でも、オフィスにいれば、「あ、〇〇さん、今ちょっといいですか?」「ねえ、これ聞いていい?」って、思いついた瞬間に、頭の中で1分くらいで言語化して、サッと聞ける。

そのアクションの速さと、相手からのレスポンスの即時性。

同じ空間を共にするという、同期的なインタラクション。横文字失礼。

これが、仕事をスムーズに進める上で、めちゃんこ大事だと思う。

やっぱり、聞かないと分からないことって多いですからね。特に機微な部分は。

もちろん、聞いた内容は後で文字にして確認するけど、その前段階としての気軽な「話しかけ」ができる環境。それがオフィスなんです。

世界でただ一つの場所、それは各企業のオフィス。いいね。

(「お世話になります」が冗長で鬱陶しい、と感じるぼくにとっては、このラフさが最高ですな。)

家より快適?職場カフェという名の「聖域」

環境に憑りつかれるぼく

最後に、今の職場特有の理由かもしれないけど、オフィス環境が快適だということ。

ぼくのオフィス、いわゆるシェアオフィス的な感じで、ビルの中にナチュラルテイストでお洒落なカフェスペースがたくさんあるんです。

いい感じの洋楽が流れてて、無印風の落ち着いた色合い。

ソファ席、テーブル席、座卓席、ボックス席…と、その日の気分で場所を選べる。

しかも、カフェラテやエスプレッソ、珍しいお茶も飲み放題。水もお湯も完備。

作業能率もグングンアップ

正直、家よりアメニティが充実してるし、気分転換もしやすい。

「今日は疲れてるからソファで作業しよ」とか、「集中したいから個別のブース予約しよ(ミーティングは基本ここ!)」とか、柔軟に選べる。

他の人のミーティングの声がうるさくて集中できない、なんてことも避けられる。

純粋に、家より仕事がはかどるんですよね。

これなら、むしろ出社したくなる。

火曜の夜とかに、「今日飲みに行きませんか?」みたいな、イレギュラーな誘い(金曜ならまだしも!)からも逃れられる。

余計なノイズから逃れて、自分のペースで仕事や勉強に没頭できる「聖域」でもあるんです。

まとめ:ぼくが出社を選ぶ、ちょっと個人的なワケ(前編)

というわけで、今回はぼくがリモートワーク可能な環境でも、あえて「出社」を選ぶ理由の前半部分について、つらつらと書き綴ってみました。

「出勤してるキャラ」でいたいという見栄っ張り(?)な部分から、家だと塞ぎ込んでしまうという内面的な問題、そしてリモートという選択肢があるからこその安心感、さらにはオフィスでの気軽な「話しかけ」コミュニケーションへの欲求、最後に今の職場ならではの快適なカフェ環境…。

こうして並べてみると、なんだかすごく個人的で、かなり自分ベクトル全開だなと思いました。

でも、これらが今のぼくにとっては、日々の仕事のパフォーマンスや精神的な安定に、結構大きく影響しているのも事実なんです。オフィスは。

後編では、残りの理由についても、さらに深掘りしていきたいと思います。

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